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大航海な夫婦第1話「嫁の趣味は海賊」

.18 2010 大航海な夫婦 comment(0) trackback(0)
ついったーで展開中のDOLに関する小説です。

ちょうど大航海休止に入ったのと、
何となく小説が書きたくなったんで書いてみました。

オンラインゲームを介在にした変な夫婦の物語です。
これはフィクションで登場人物は、
実際の大航海時代の世界には居ません。

たぶん・・・
少しでも読んでくれた人の心がほんわかする感じを
まず心がけて書いています!
(1)
うちの嫁の趣味はかなり変である。
彼女は海賊なのだ。
いあいあ、海賊とはいってもとあるオンラインゲームでの話である。
某オンラインゲームではPK(プレーヤーキラー)を海賊と呼ぶ。
夕飯を終えて彼女はパソコンの前に座り、
某オンラインゲームへログインする。
彼女は常に危険海域にてログアウトするために、
ログインしてすぐにPKを行うことが出来る。

彼女の愛船は大型ガレオン。
もちろん、私が造船する。
「おい、タケヒロ、船作れ!」
うちの嫁がどうやらPKKされたらしくイライラしながら僕に言う。


実は僕らはこのオンラインゲームで知り合ったカップルである。
僕は船大工兼商人で彼女は海賊だった。
僕がいつもアンボイナ前で香辛料を満載にして出航する時には、
必ず彼女がいた。
「あの・・・今日も封鎖ですか?」
僕が港前で必ず言う台詞だ。
彼女は元気そうに
「うん」
と頷き獲物を待つ猛獣のようにグルグルと港前を回っている。
さすがにリーマンプレイの僕は耐えかねて意をけっして出航する。
彼女はゆっくりと船を僕の船へ近づけブルーゾーンギリギリで交戦ボタンを押す。
商船にとっては痛い重量砲撃をペチペチ撃ちながら船を寄せる。
こちらは必死で逃げるのだが彼女の寄せの方が数段上手いため接舷される。
もちろん、彼女は容赦せずに拿捕。
そして、高価な値段でバザーをだして白旗の僕の周りをグルグル。
どうやら買えといってるらしいので僕は有り金全てを使い香辛料を買う。
「まいど~」
といって彼女は港へと引揚げていく。

ある日はカナリア沖で拿捕され、ある日はケープ沖で拿捕され、
ある日は・・・。
さすがに僕も耐えかねて彼女にtellを入れた。
「どうして、僕ばかり襲うんですか?」
彼女は無言で返事をしない。
僕は畳み掛けるように言う。
「僕はただ、ものを右から左に動かすだけの遊び方ですが、それなりに誇りもってやってます」
すると彼女が口を開いた。
「だってさ、いまどき交戦しかけて上納品投げずに必死で逃げるのお前だけなんだよ」
「海賊ってのは商船襲ってなんぼ、船を寄せるところから勝負は始まっている、
その勝負に挑むのお前ぐらいなんだよ」
彼女は言い終わると、
「じゃあ寝るね、落ちるわ」
と言い残しログアウトしようとしていた。
僕はすかさず
「待って、今、どこにいるの?」
「ひと勝負しましょう、あなたの封鎖網を破って逃げて見せますよ」
彼女は一言だけつぶやく。
「アンボイナ・・・」
僕はちょうどカリカットに居たのですかさず高速船に乗り換えてアンボイナへ向かった。
彼女は寂しそうに出航所付近のベンチに座っていた。
「僕の乗る高速船は拿捕できますかな?いつもの鈍足商船とは違いますよ」
彼女は黙って出航所へはいっていった。
彼女はいつものように獲物を狙う猛獣のようにグルグルと港前を徘徊している。
僕は隙を見計らって出航する。
だが彼女の反応が良い、すかさず船を寄せてきた。
(やばい、ブルーゾーンを出ちゃう)
僕がそう思った瞬間彼女が交戦ボタンを押す。
しかも前方を塞がれた形で。
僕は焦って船の舵を切るがもう遅い。
彼女の重量砲撃と寄せで接舷をゆるす。
僕は撤退ボタンを連打した。
ただ、彼女の拘束副官によって撤退は2ターン不可能。
1ターン待たずに僕は拿捕され白旗を挙げる。
彼女は何故かフレ登録を要求している。
僕はすかさず拒否する。
彼女が言う。
「あのさ、君、私の船大工にならない?」
僕は思わず
「はあ」と白茶で言い返す。
が彼女なりの表現なんだろうと思い、こちらからフレ登録を申請した。
彼女はすかさず許可を出し、艦隊勧誘して港まで曳航してくれた。
不思議なもので彼女のこれが僕へのプロポーズだったのではと今になって思う。

僕がそんなことを思い出しつつ皿を洗っていると、
彼女がパソコンの画面に向かって叫んでいる。
「てめえ、艦隊でPKKなんぞ卑怯だぞ、タイマンで来い、タイマンで!」
どうやら今夜は集団でPKKを食らったらしく機嫌が悪い。
僕は彼女に向かっていう。「大型ガレオンで艦隊PKKに勝つのはムリだよ、逃げなよ」
「うっせえなぁ、商人プレイのタケヒロには分らないだよ、この気持ちはさ」
僕はそっけなくハイハイと返し黙々と皿を洗う。
コーヒーを淹れて彼女に差し出す。
彼女は画面を見つつ、コーヒーを啜る。
彼女がつぶやく。
「タケヒロ、有り金すべて持っていかれた。後は頼む」
「はいはい、では、僕が遊ぶ番ですね」
彼女はフテ腐れて布団に潜り込み、
3秒たたないうちにおおイビキをかいて眠ってしまう。
僕はいつものようにアンボイナへ行き、香辛料を積み込んで出航する。
彼女のイビキをBGMにしての長距離航海が僕にとって最高の時間である。

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